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アンチエイジングに重要な「抗酸化作用」とは?アンチエイジング対策でいつまでも若々しく!

「アンチエイジング」は全女性共通の願いでしょう。なるべく若々しい心と体を保ちたいと思う人は多くいるはず。効果的にアンチエイジングを進めていくには、まず基礎的な知識を備えておくことが大切です。そこで今回は、見た目が老ける理由とアンチエイジング方法について、そして今日からできるアンチエイジング方法を紹介します。


アンチエイジングとは

人が年齢を重ねていく以上、避けて通れない「老化」という現象。そもそも、一体なぜ見た目が老けてしまうのでしょうか。まずはアンチエイジングという言葉の意味を理解しましょう。


「アンチ」は反抗や抗体、「エイジング」は時間の経過や加齢という意味で、日本語では「抗老化」、「抗加齢」といわれています。アンチエイジングとは、骨折やガン、脳梗塞などの病気を防いで、健康で長生きするための医療行為を行うことが根本にあります。


しかし、アンチエイジングによって、その老化をできるだけ緩やかにすることは可能です。結果として、若々しく美しく見えるようになることなのです。


では、どうしてアンチエイジングが必要なくらい、老化が進んでしまうのでしょうか。


【老化する原因1】酸化作用

私たちは呼吸によって酸素を身体の中へ取り入れており、その酸素を使って食事から摂取した栄養素をエネルギー源にして体を動かしています。この取り入れた酸素のうちの約2%が活性酸素に変化すると言われています。活性酸素は、身体の中で他の細胞や組織を酸化させて機能を衰えさせるという特徴があると言われています。


酸化作用とは、加齢などにより体内の細胞が酸化すること。活性酸素は、細胞の脂質とすぐに反応して過酸化脂質とよばれる身体のさびへと変化してしまいます。よく「体がサビると老ける」といわれますが、この過酸化脂質が酸化反応をおこすことによって、細胞の中のDNAを傷つけて老化の原因になると言われています。


活性酸素は、私たちが生きて呼吸をする限りは、必ず発生するものですから、活性酸素を全くないものにすることはできません。酸化した細胞は機能が低下し、栄養分を取り込めなくなったり、老廃物を排出できなくなったりします。活性酸素は、喫煙や飲酒、ストレスや車の排気ガスなどさまざまな環境によって増えてしまいます。そのため、活性酸素を増やさないような環境作りが重要になると言えます。


酸化作用は、加齢とともに体内に及ぼす影響が大きくなるため、人が老ける主な原因の一つと考えられているのです。


【老化する原因2】女性ホルモンの減少

女性ホルモンの減少も、女性が老ける原因として挙げられます。


私たちの身体は、分泌されているホルモンによって様々な機能が調節されて健康に生活することができています。しかし、加齢やストレス、生活習慣などによって、そのホルモンバランスが崩れるとさまざまな身体の不調をきたしたり、身体の老化を招いたりします。


特に女性は、閉経をきっかけに女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が激減してしまい、その結果、骨密度が低下したりコレステロール値が高くなったり、血圧が上昇するなどの様々な症状が出現します。


特に、エストロゲンという女性ホルモンの減少は、肌や粘膜、骨、血管や腸の壁、筋肉、関節にも影響を及ぼします。エストロゲンが減少すると肌のハリや潤いが奪われ、顔や肌、毛髪などに老いが現れてしまうとされています。


【老化する原因3】精神的な衰え

精神的な衰えも、人が老けてしまう大きな原因の一つです。年齢を重ねることにより、生きる目的や意味、生きがいなどを見失ってしまうこともあるかもしれません。


そんな喪失感が精神的な衰えに拍車をかけ、急激な老化が始まってしまうこともあるかもしれません。適度な運動やストレッチなどで心身ともにリラックスさせることも重要であると言えます。


美容分野のアンチエイジング

美容分野でのアンチエイジングは、加齢によって生じるシミやたるみ、シワなどを改善させ、若々しい肌を保つことを指します。このような老化現象に対して、美容分野では化粧品やエステ、美容医療によってトラブルを予防、減少させることを目的としています。


美容分野でのアンチエイジングには、次のような方法があります。

  • 肌のアンチエイジング

  • 髪・頭皮のアンチエイジング

  • 体のアンチエイジング

それぞれ詳しく見ていきましょう。


肌のアンチエイジング

アンチエイジングにおけるスキンケアの基本的に大切な考え方は、「清潔のスキンケア」、「乾燥のスキンケア」、「紫外線予防」です。摩擦は肌の表面を傷つけ、肌荒れやシミの原因になる可能性があります。


洗顔料を泡立て、肌をこすらないように泡で洗うようにしましょう。また、コットンで肌を強くパッティングするのも同様に、肌の表面を傷つけてしまう恐れがあります。肌をたたいても、引き締まる効果はありません。顔全体にたっぷりとつけ、軽くマッサージをするような感じでなじませましょう。


また、ピーリングケアで、肌の古い角質細胞を取り過ぎるのもNGです。1週間に1〜2回ピーリングケアをすることでターンオーバーが活発になりますが、効果がないからと言って何度もピーリングケアをすると、かえってくすんでしまいますので、注意しましょう。


髪・頭皮のアンチエイジング


加齢によって、白髪や抜け毛など、髪や頭皮の老化も進行します。日ごろの緊張やストレス、紫外線や皮脂などによっても、様々なダメージを受けている頭皮。頭皮は体の中でも筋肉が少ない場所なので、血液を循環させるポンプのような役割を果たしてくれますが、ダメージを受けているとそれがうまくいきません。


アンチエイジング効果があると言われるヘアケア製品のほか、美容室での施術を利用する方も多いようです。シャンプーやトリートメント、食事だけでは補いきれない栄養素は育毛剤や美容液でしっかりカバーしましょう。


体のアンチエイジング

体の酸化は、金属でいう錆びと同じで、老化を早める原因になります。錆びついた金属がもろくなるように、身体のさまざまな活動を衰えさせるのです。


加齢によって体型が崩れる、太りやすくなるなどといったトラブルを解消するためには、体のアンチエイジングにも力を入れる必要があります。食事や運動によるダイエットのほか、エステなども人気を集めています。


脱酸化体質でアンチエイジング

老化の原因の一つとして活性酵素が挙げられます。この活性酸素は、人間が生きて呼吸をする限りはなくすことはできません。むしろ、活性酵素によって、身体の中に侵入した細菌やウイルスなどの攻撃から体を守ってくれるのです。


しかし、活性酵素が体の中で増えすぎると、身体の中の正常な細胞まで攻撃してしまい、そのことによって老化が引き起こされてしまうのです。この活性酵素を無害化するために様々な抗酸化物質が作られています。そのため、抗酸化作用のあるものを積極的に摂取したり、身体の中で活性酵素が増えすぎないようにケアすることが大切になります。


抗酸化作用のある栄養素を摂る

ビタミン類では、ビタミンA・C・E、ポリフェノール類のイソフラボン、アントシアニン、フラバノン、カロテノイド類のリコピンやアスタキサンチンなどがあります。また、植物性食品の色素や香り、アクなどから発見された化学物質・フィトケミカル(ファイトケミカル)には、抗酸化作用や免疫力アップなどが期待できます。


また、高齢になって炭水化物を摂りすぎると、余った糖が体内のさまざまな細胞にくっつき、細胞の糖化を起こします。これが健康寿命にあまりよくない作用をもたらすとされています。タンパク質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂りましょう。


紫外線をふせぐ

紫外線対策はオールシーズン行いましょう。太陽光に含まれる紫外線は、肌老化を進める原因のひとつ。日光を浴びると、肌を紫外線から守るために、肌内部でメラニン色素がつくられ、肌の色が濃くなります。これが日焼けです。


さらに繰り返し浴びると、シミになってしまいます。また、肌の深い部分に達した紫外線がコラーゲンを破壊し、シワの原因にもなります。もし紫外線を浴びてしまったと思う時には、抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eが多く含まれる野菜や果物を積極的に摂取するようにしましょう。


紫外線から肌を守る効果を持続させるために、日焼け止めの塗り直しや化粧直しは、こまめに行うようにしてください。


サプリで内側から若返りを目指す

万能薬とも呼ばれるプロポリスも、アンチエイジングの効果が期待できます。


プロポリスには強い抗酸化作用をもつフラボノイドや、ビタミン類、ミネラル類が豊富に含まれています。また、発がん予防にも効果があるといわれています。テロメラーゼと呼ばれる酵素の活性を抑え、寿命を延ばすことが研究で明らかになっています。


アンチエイジングの方法

年齢を重ねていけば、肌や毛髪のトラブルをはじめ、筋力の低下、慢性的な疲労感など、老化に伴うさまざまな問題とぶつかることになります。これに対し、運動や食事などの生活習慣を整えたり、最新技術を用いたエイジングケアを行い、老化を少しでも食い止める試みを行うのがアンチエイジングです。


ここからは、アンチエイジングの具体的な方法について解説していきます。


運動

筋トレ、ストレッチ、有酸素運動といった運動を適度に行いましょう。若返りや美肌、血行をよくする成長ホルモンの分泌を促し、細胞の酸化を抑止してくれます。ポイントは、あくまでも適度な運動であること。過度な運動は、老化を促進させる活性酸素を増やす原因になります。


ほかにも、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促したり、血行をよくする効果などがあります。


成長ホルモンの分泌や血行がよくなると、ターンオーバーによる肌細胞の生まれ変わりが促進され、肌の老化防止、きれいな肌を持続させることにつながります。また、セロトニンを分泌することでストレスに強くなり、吹き出物などの肌荒れを改善してくれる効果もあるのです。


内臓脂肪を減らしたり、メタボリック症候群を予防する有酸素運動のひとつであるウォーキングや、スクワットや腕立て伏せなど、自宅で簡単にできるトレーニングがオススメです。


ストレス発散

アンチエイジングにとって、ストレスは大敵といわれています。ストレスを感じることにより、体内に活性酵素が発生し、老化を促進させる可能性があるからです。ストレスをきちんと発散できるように、自分なりのストレス解消法を作っておきましょう。


また、アンチエイジングの意外な方法として、恋をすることも挙げられることがあります。誰かに恋する気持ちを抱くことで、ストレスが発散され、体内の女性ホルモン、成長ホルモン、抗加齢ホルモンなどの分泌を活発にさせるといわれているからです。


食事

バランスのよい食事をとることも、アンチエイジングの一つの方法です。老化に直結する体の酸化を抑えるため、抗酸化作用が高い栄養素を意識的に摂取してください。


緑黄色野菜やフルーツに多く含まれるビタミンC、植物油やピーナッツから取れるビタミンEなどはいいでしょう。また、ポリフェノールやミネラル類、カロテノイドなどもアンチエイジング作用が期待できる栄養素といわれています。


水分補給

肌トラブルの大半は、水分不足だともいわれています。水を飲むことは、若々しく美しい肌をキープするために、欠かせないことなのです。適切な水分補給は、エイジングケアの効果も期待できます。水分補給は1日に、純粋な水だけで1L以上は摂取しましょう。


水分が不足すると保水力が低下して肌の乾燥を招きます。肌が乾燥すると外部ダメージを受けやすくなることで、弾力が低下してさらにシワやシミの原因を生み出すことも。加齢により新陳代謝が衰えてターンオーバーの周期が遅くなると、肌荒れやくすみ、シミなどの肌トラブルを招きやすくなります。


水を飲んで血流を良くすると新陳代謝が上がり、そうした肌トラブルの改善も期待できます。筋肉にも血液や水分が流れていて、水分が不足すると筋肉が固まりやすく、動きづらくなります。しっかり水分補給をして代謝を上げれば、加齢による様々な悩みも、ある程度は改善できるでしょう。


睡眠

アンチエイジングに不可欠な成長ホルモンの約70%は、睡眠中に分泌されるといわれているため、まずは睡眠を見直してみましょう。睡眠の時間や環境などを整え、質の高い眠りをとるようにしてください。1日7時間から8時間の睡眠を確保するといいでしょう。



まとめ

アンチエイジングにより、病気の予防につながり、健康寿命も延ばすことが可能となります。健康で長生きできれば、医療費も軽減できます。生活習慣の見直しと改善を図り、常日頃からアンチエイジングを意識することが老化を遅らせる大切なポイントです。


若返りを目指したり、美容効果に特化しているだけではなく、生き生きとした毎日を送る体を維持する、といった取り組みもアンチエイジングの一環とされています。いろいろなケアも並行して行い、これらを習慣化してください。アンチエイジングを習慣にすることで、いつでも輝かしいあなたでいられます。